認知症の母、転ける

ダブルケア

こんにちは、chacoです。今日はしばらく母と距離を置くと以前書いたのですが、やはり気になるのもあり様子を見に行ってきました。そしたら思わぬ事が起こってしまい⋯ほんとに予想外の事って起こるんですね。。その事について書こうと思います。

やっぱり様子を見に行く

ダブルケアと書いておきながらしてないやないか〜い。と言われそうですね。すみません💦

今現在父がいるので、しばらく距離を置くことや会う頻度を減らす事が出来るんですよね。甘えてると思います。

とは言え、距離を置こうと思ったchacoですが気になる事は気になるので会いに行ってきました。今回も事前連絡は父のみで母には着く2分前に連絡しました。そしたらやはり、玄関前まで出てきていました💦見た目変わらず(認知症になってからの母と)chacoや年子男子も認識出来ていました。

楽しみにしてくれていると言うのは嬉しいものです☺️

お昼少し前に着いたので混む前にお昼ご飯を食べに行きました。

子供たちの大好きなマクドナルドです。ハッピーセットをいつものように頼みますがオモチャをもらって喜ぶのは一瞬でその後はほったらかしなのでそれなら開ける前にメルカリに出したいなと最近のchacoは思ってしまいます…

皆さんのお子さんはいかがですか。ハッピーセットのグッズの中にはシールを貼って完成と言うのも多くあるんですが我が年子男子はそういうのには興味が無いようです…親は2人とも黙々ぺたぺたするのが苦ではないので夫婦で黙々とシール貼りをしています。

その間、母は子供たちが気になるような、私たち二人が何をやってるの不思議そうに見てたりしています。そんないつもの光景です。

激しく転けた!!

食後散歩も兼ねてみんなで歩いていたら年子男子が走り出したので母も追いかけようと走り出し、くだり坂で勢いがついてしまい、足がもつれたのか前に激しく転んでしまいましたΣ(゚д゚;)

衝撃でメガネが吹っ飛びガラスが飛び散ってしまいました。これだけでも衝撃が分かると思います。母は運動神経が良い事に自信を持っており、実年齢以上に運動は出来るのですがやはり年相応なのか骨粗しょう症もあるので父からは走ったら行けないとずっと言われているのですがついつい昔の感覚で足が出てしまうんだと思います。

顎を強打し激しく流血していました…意識はあり会話も出来ていたので顎の出血部分のみ応急処置をして家に戻りました。

その後左手小指が青く腫れ上がり、頭が朦朧とすると言うので救急で病院に駆け込む事になりました。

救急~病院へ

普段何も無い時は冷静に、緊急時には、ここに掛けてなど分かっているのに、本当に急なことが起こると、まず、どこから掛けたら良いか分からなくなりますね…つくづく救急隊、看護師、お医者さんはすごい人だと思います。

まず、どこに掛けたら良いか分からなかったのでchacoは119に掛けてしまいました💦

そこで、ばぁっと喋ったのですが、落ち着いた声で「どうしたいのですか?」と聞かれ、車はあるのでどこに行ったら良いか教えて欲しいと話しました。人によるのかもしれないですが今回電話に出た方は、かけるべき電話番号を教えてくれ、最後には救急車を呼んでもらっても良いからね。と言って下さいました。chacoが相当慌てていたからかなのか分かりませんが、救急車は呼ぶ以外にも使い方はあるようです。ただ、本来の目的ではないのでやってはいけない事だと思います。

そして、教えてもらった電話番号に掛け、診てもらえる事になりました。

が、症状が複数に跨る場合、救急だった事もあるのですが、外科は見ますが頭は診れません。内科は診ますが外科は診れません。となり、総合診療の重要性が必要だと感じました。特化しているからこそのメリットがあるのももちろん理解しますが、今回の様な事があった場合、素人判断で見誤るのが怖いなと思いました。           

兎にも角にも病院に着いて処置をしてもらいました。顎を2針縫い、手は骨折していました。骨折は手術、入院が必要との事でした。が…

断固拒否の母。

何故に拒否するのか…

救急では訳が分からないまま、レントゲンやら診断やら流れ作業だったのでされるがままだったのと、看護師さん含め先生も良い方で母の認知症状が分かった上で対応して下さいました。レントゲンを見ましたが素人でも分かるくらいキレイに折れていました。

救急で顎を二針縫い、足や手の擦り傷は処置してもらいました。そして骨折部分は手術をするのかしないのかも含めて翌日朝イチ診てもらうことでその日は終了しました。

症状なのか老化症状のひとつで痛みを感じにくくなったのか転けた時の痛さはあまりないそうですが顎は縫ってるし、手の指も骨折しているので翌日改めてきちんと診てもらうことになりました。chacoは仕事で行けないので父と一緒に行っのですがそこでも大変だったそうです。大の病院嫌いって厄介ですね…検査ひとつにしてもなんで私がこんな事しないといけないの。私はどこも悪くないの一転張り。相当大変だったと思います。

やっぱり手術

やはり手術が必要との事で数日入院する必要があったんですが、手術に合意しただけでOKとなったのか強硬手段で日帰り手術となりました…医師看護師の皆さんには本当に感謝しかないです。

何とか仕事の都合を付け、手術に立ち合う事になったchacoですが…

もう、本当に、大変でした…何が大変かってまず手術室に向かうまで。嫌だ嫌だ嫌だ…何とか手術室手前の更衣室に連れて行き。更衣室では手術着に着替えるのを拒否。何とかかんとか着替えさせ。。chacoはほんとにここまでする必要があるのかとずっと自問自答していました。

着替えた後もうずくまり嫌だと騒いで手術室までがめちゃくちゃ遠く感じました。。

手術室って普段入る事がないし独特の雰囲気があるのは分かります。ちょっと怖いって言うのも分かります。だけどね。。お医者さんも看護師さんもみんな待っているのに駄々を捏ねて中々出来ないのはどうにもこうにも認知症だからとかではなくて性格のところもあるのかなって思ってしまいました。

先生に名前を聞かれても答えず、痛いところを教えて欲しいと言われても痛くないと答え先生とは目も合わせず、先生にも申し訳ないし、いい大人が大人気ないと思ってしまいましたよ。我が母ながら悲しくなりました。

当初手首から下の麻酔の予定でしたが、暴れる危険性があるとのことで肩からの麻酔に変更しました。

麻酔が打たれてからもしばらく抵抗していましたが、途中代わった看護師さんが話しやすい方だったのか少しだけ会話が出来た後は眠ってしまい、寝ている間に手術は無事に終了しました。

まとめ

本当に疲れました。父では手術まで進まなかったと思うので、手術が出来たことに対してはchacoが行ってよかったのですが、chaco自身はめちゃくちゃ疲れました。本当に疲れました。

手術が嫌なのは分かるけど、みんな折れた部分を良くしようと動いてくれているのに敵意を剥き出しにして拒否反応がすごくて。これって認知症の症状でしょうか。新しいこと新しい場所、見知らぬ場所が怖いと言うのは認知症に限らず誰にでもあると思います。先生方も慣れておられるのか嫌な顔ひとつせず対応してくださっていました。本当にすごいと思います。

本来は入院でしたが日帰りにしたので家での過ごし方など説明を受けていましたが頭に入っていないんだろうなって思いながらchacoは聞いていました。

とにかく二週間は硬めの固定器具その後少し簡易な器具をつけて六週間くらい過ごさないと行けないのですがまず出来ないなと思いながら頑張って過ごして欲しいなと思いました。

自分の意図しない事だとしても症状だとしても素直さって大事だなってすごく感じた一日になりました。

今日はこれでおしまいです。ありがとうございました。

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